学術講演

開催報告

歯内療法で失敗しないために−知っておくべき知識とテクニック−
2014.07.10
これからの歯内療法

 平成26年6月29日(日)、タカラベルモント大阪本社会議室において、東京都新宿区開業 澤田則宏先生をお迎えし「歯内療法で失敗しないために知っておくべき知識とテクニック」と題して第1回学術講演会が開催された。
 講演は診査診断から始まり、根管形成、根管充填と続いた。診査診断ではその重要性とデンタル写真を正方線投影と偏遠心投影と2方向から撮影して原因根管の位置を追究すること。根管形成の項目ではマイクロ・スコープを使用し、手用Ni・Tiファイルの#8〜15のファイルでターン・アンド・プルというファイルが食い込んだら引き抜く操作により根尖付近の根管をストレート化させないことなど、歯内療法治療の各ステップにおける勘どころやコツをわかりやすく講演された。また、穿孔した場合の対処法としては迅速に、無菌的に、かつ緊密に穿孔部をMTAで閉鎖するという新しい方法を、多くの症例や動画を交えて、わかりやすく講演された。さらに、根未完成歯に対する最新の治療法まで紹介していただき大変興味深い講演会となった。
 今回の受講者は多く、会場は満員状態で、講演終了後の質疑応答では多くの先生方から熱心な質問が寄せられ、澤田先生はそれらの質問に対し一つ一つ丁寧に回答していただき、予定時間を超過するほどの大変有意義な講演会であった。
(文責:学術理事 山西 浩平)

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