学術講演

開催報告

自信を持てる歯内治療を目指して
2016.08.28

 平成28年7月24日 (日) 朝日大学において、前朝日大学歯学部口腔機能修復学講座 歯科保存学分野教授 中嶋 正人先生をお迎えし、『自信の持てる歯内治療を目指して』と題して、出席者7名(卒業生6名、他大学1名)を座談会形式にて講演会が開催されました。
 講演は、講師が今まで歯内治療の臨床に携わってこられた集大成としてまとめられたものを、わかりやすく解説していただきました。前半は、歯内治療のポイントを @唾液のコントロール:無菌的処置の重要性 A根管をよく見る:自分の目で直接確認する視診と解剖学的知識・三次元的根管形態を推測して読影するX線診の重要性 B根管治療の原則を守る:髄室開拡・根管形成のテクニックおよび根管の超音波洗浄を含む化学的清掃・根管消毒剤の考え方 C確実な仮封:最も重要な処置 の4点にしぼり講演をされ、後半は、難治症例に関して @痛みが消えない A廔孔が消えない B排膿や浸出液が止まらない C歯の痛み(歯原性疼痛・非歯原性疼痛)に分けて講演をされました。また、歯根嚢胞に対する歯内治療の考え方、および治療のテクニック、メタルコアーやファイバーコアー除去のテクニックなど、多くのテクニックを解説していただきました。
 参加者は、わからないところを次々とその場で質問をすることができ、本当に多くの意見交換が行われ、参加者全員が歯内治療に関する理解を十二分に深めることができた有意義な講演会でありました。
<文責 学術常務理事 福田幸泰(14期)>


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