会長挨拶

ご挨拶
朝日大学歯学部同窓会
会長 中嶋 正人

 朝日大学歯学部同窓会会員の皆様には、日々ご健勝にてお過ごしのことと心よりお喜び申し上げます。平素は本部同窓会の各事業・運営に対し、多大なご理解、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 2020年に日本で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されて以来、すでに3年が経過しましたが、次から次へと新しい変異株が出現し、いまだに収束の見通しが経っておりません。しかし、5月8日より新型コロナの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行され、感染対策は個人や事業者の判断に委ねられることになります。3年以上にわたったコロナ対策は「有事」から「平時」の対応に大きく転換されますが、まだまだ予断が許せぬ状況です。  世界情勢においても、昨年の2月にロシアがウクライナに軍事侵攻を行い、戦争は今なお続いております。このことからウクライナの農作物の輸出が滞り、さらにロシアへの経済制裁による金パラの高騰や円安等で物価が上昇し、家庭も歯科界も大きな打撃を受けております。
 同窓会は本年4月に第47期卒業生103名が新たに加わりますと、会員数は総勢で6490名となります。また、北海道から九州沖縄まで35の支部を擁する大変大きな組織となってきております。年々大きくなっていく組織の中で、同窓会は様々な事業を行っています。具体的には、会報や新聞、卒業生名簿などの発行に関わる編集事業、各分野で活躍する有名講師を招聘した学術事業、会員が病気等で診療ができなくなった時に一時的に対応する緊急時歯科医師派遣システムを含んだ福祉事業などがあります。今後さらなる充実を図ってまいりたいと思っております。また、昨年の11月には大阪で、朝日出身の県歯会長4人(重城正敏宮崎県歯科医師会会長、内田朋良島根県歯科医師会会長、大杉和司三重県歯科医師会会長、松本 侯徳島県歯科医師会会長)との座談会が開催され、いくつかのテーマに沿った様々な意見交換がされました。詳しい内容に関しては、同窓会報の45号に掲載されておりますので、ご一読して頂けたら幸いです。また、その後、開催された懇親会で田村副学長、4人の代議員(北海道、岐阜、大阪、兵庫県)、数名の支部長ならびに本部役員も参加し、様々な意見交換がなされ、大変有意義な会となりました。
 今年は、私どもの執行部4期目の最後の年になります。私たち役員一同は、残り1年間の執行期間、真摯に粛々と会務運営に取り組んでまいります。 今後とも、会員の皆様には同窓会活動にご理解を賜り、変わらぬご支援ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
 (令和5年4月1日)