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スタッフのヤル気が歯科医院を発展させる― チームで運営する歯科医院経営 ―
平成２４年１１月１８日（日）、タカラベルモント大阪本社会議室において、第２回学術講演会が開催されました。講師に大阪府寝屋川市でご開業の坂井秀明先生と、坂井歯科スタッフをお招きし、「スタッフのやる気が歯科医院を発展させる−チームで運営する歯科医院経営−」と題して、ご講演頂きました。
講演では最初に坂井先生が、チームワークの大切さと、医院の２つの中心システム（ケアを中心とした患者管理システムとカウンセリングシステム）の重要性を述べられました。その後、４人の女性スタッフ（衛生士・助手・受付）から各担当の役割・想い・連携等・ケアシステムを具体的に説明されました。つづいて事務長より、初診時・初診診断の説明等・補綴説明時の３段階のコンサルシステムにより、診療の流れを確立させることを説明されました。最後に坂井先生から、患者さんからの喜びがスタッフの満足度を上げるとともにモチベーションアップし、結果として医院が発展すると話されました。
日頃、院長が人に任せず、すべてのことを切り盛りしてあたふたし、スタッフのミスや欠点ばかりが目につく先生方もいらっしゃるかと思います。診療後にお酒を飲みながら愚痴をこぼすのも一案ですが、ほんの少しの勇気と行動力を持って、スタッフとともに医院改革することも重要であると気付かされるご講演でした。
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